2010年12月21日火曜日

2011年春一日医師体験 準備開始

こん○○は。担当Kです。

毎年、医療生協さいたまが春休み・夏休みに開いている一日医師体験には、多くの医師をめざす高校生・受験生たちが参加しています。
2010年は計100人以上の参加がありました。

来春の一日医師体験の準備が、埼玉協同病院をはじめ、病院・診療所で始まっています。
1月中旬には日程などをご案内できるよう、各病院・診療所で調整を進めています。

すでに参加されたことのある方にも、また参加してもらえるようなプログラムも考えていますので、お楽しみに!

では。

2010年12月17日金曜日

インフルエンザ 流行入り近づく!?

こん○○は。担当Kです。

全国のインフルエンザ定点医療機関当たりの患者さん報告数が、12月6~12日の週は0.93になったと、国立感染症研究所感染症情報センターがまとめが発表されました。
8週連続の増加で、全国的な流行入りの指標である「1.0」に近づいたとのことです。

全国の総数は、4480件、定点は、「0.93」でした。
埼玉県は、475件で、定点は全国平均より高い「1.93」でした。

また、11月1日~12月5日の5週間に検出されたインフルエンザウイルスのうち、64.7%がA型香港型で一番多く、次いで新型が30.6%、B型は4.7%とのことです。

高校生・受験生のみなさんもインフルエンザにかからないよう気を付けてください。


ちなみに、インフルエンザの予防としてワクチンを接種される方、された方も多いかと思いますが、接種を受ける場合に気を付けてほしいことがあります。

インフルエンザワクチンを接種したときは、睡眠をしっかりとってください。

でないと体内で起こる免疫反応が少なく、抗体ができにくくなるのです。
ワクチン効果を十分に得るためには、1日7~8時間の適度な睡眠をとることが必要です。

では!

2010年12月15日水曜日

風邪に気を付けましょう

こん○○は。担当Kです。
風邪をひきやすい季節になってきましたね。受験生のみなさん、体調に気を付けて勉強頑張ってください。

今日は、風邪の予防法などをご紹介します。
みなさんのご家族やお友達にも教えてみてください。みんなで風邪を予防していきましょう。

東京新聞
2010年11月30日(火)
風邪再確認
粘膜荒れ病原体が付着
「熱は無理に下げない」苦痛なら解熱剤を

そもそも風邪とは…。
のどの痛みやせき、鼻水、発熱などの症状は「風邪症候群」と総称されます。
個別に見れば「急性咽頭炎」などの病名がつきますが、わかりやすい表現として「風邪」と説明することが多いです。

風邪は呼吸器へのウイルスや細菌などの病原体の感染で起こります。
風邪は「2週間以内に自然に治る上気道(鼻腔から喉頭まで)への感染による発症」。
原因の多くはウイルスだが、クラミジアなどの最近の場合もあります。

インフルエンザは「風邪症候群の中でも最も症状の重いもの」。
原因はウイルスによって起こるが、他より症状が重いケースが多いです。

病原体は身近に常在しています。病原体にとって「宿主」となる患者側の体調が良ければ発症を防御できることもありますが、短時間に大量の病原体を浴びたり、疲れや冷えなどで免疫力が落ちていたりすると発症してしまいます。


冬に患者が増えるのは、「呼吸器に冷たく乾いた空気が入って粘膜が荒れ、入り込んだ病原体が付着しやすくなるため」。
鼻水・せき・たんなどの症状は、体が病原体を排除しようとしている現れです。


予防法
予防できる病原体(インフルエンザ、肺炎球菌など)はワクチンの接種で防いだ上で、マスクの着用と手洗い、うがいを徹底すること。
マスクは、口や鼻の中の湿度が上がり、病原体が繁殖しづらくなります。


風邪の原因となる主な病原体
ウイルス
○ライノウイルス…鼻風邪の約半数を占める
○コロナウイルス…鼻風邪の約15%を占める
○コクサッキーウイルスA郡…ヘルパンギーナ、手足口病などを起こす
○RSウイルス…乳児の細気管支炎を起こす
○アデノウイルス…咽頭扁桃炎、肺炎、脳炎、咽頭結膜熱などを起こす
○インフルエンザウイルス…症状が重い場合が多い

細菌
○クラミジア…気管支炎、肺炎などを起こす
○マイコプラズマ…肺炎などを起こす
○肺炎球菌…肺炎、気管支炎などを起こす
○各種細菌…急性扁桃炎、気管支炎、肺炎などを起こす

2010年12月14日火曜日

生活保護の高齢者が危険な状況に置かれていたことが、埼玉協同病院の患者調査で判明

医療生協さいたま 埼玉協同病院では、7月上旬に受診された65歳以上の生活保護受給者の方や生活状況に不安があると病院が考えている91人を対象に、患者調査をしました。

患者調査をしたことが、東京新聞で取り上げられましたのでご紹介します。

***

「川口の病院調査 生活保護・高齢者に過酷だった夏
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20101211/CK2010121102000062.html
(東京新聞TOKYO Web 2010年12月11日)」

 調査は九月上旬、同病院を七月に受診した六十五歳以上の生活保護受給者や、生活状況に不安があると病院が考えている九十一人を対象に実施。電話が通じた四十一人の中で、ほぼ五人に一人に当たる八人が、「エアコンがない」「故障中」「あるが使っていない」と答えた。

 県によると、生活保護では、エアコン購入は「日々の生活費を切り詰めて買うのは可能」として、特別な支援はない。十一月から三月には暖房費として冬季加算があるが、保護世帯を支援している関係者からは「熱中症対策のため“猛暑加算”も必要だ」との声も。同病院で調査を担当したケースワーカー竹本耕造さん(32)は「体調が悪くても出費を考えて受診しない人は少なくない。今回、連絡が取れず調査できなかった人には、熱中症予備軍は多いのでは」と心配している。

***

早速、埼玉協同病院 ケースワーカーの竹本耕造さんにお話を伺ってきました。あいにくお忙しかったようで、今回はあまりお話し聞けませんでした。別の機会でまたお話してきたいと思います。


担当K「竹本さん、(東京新聞を見せながら)東京新聞に記事が載ってましたよ」

竹本さん「そうみたいですね。取材されました。ほかの新聞社からも取材されましたよ」

担当K「そうだったんですか。なぜ埼玉協同病院で調査をしようと思ったんですか?」

竹本さん「今年の夏は暑かったので、熱中症の患者さんがたくさん来ましたからね。おっと電話が…」

担当K「お忙しいようでしたので、またお話し伺います。ありがとうございました」

2010年12月13日月曜日

Dr.陸のコトーだより

埼玉新聞では「Dr.陸のコトーだより」という連載コーナーがあり、担当Kはちょっとしたマイブームです。

福井県名田庄村(現おおい町名田庄地区)にある名田庄診療所で所長をされている中村伸一医師が、1991年に同診療所に赴任してから今までに出会った患者さんの話や出来事などを、ユーモアを交えて紹介するコーナーです。

思わず笑ってしまうような話から、うるっっとする話まで、毎週楽しみに読んでいます。

毎週水曜日に連載中です。興味を持っていただけたらご覧になってみてください。

2010年12月10日金曜日

来年度の医学部入学定員が77人増

来年度の医学部入学定員が77人増
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/31291.html
(キャリアブレインニュース)

 ニュースによると、文部科学省は12月6日に、来年度、国公私立大医学部入学定員の増員計画を発表しました。それによると、増員数は77人となる見通しとのことです。

 増員計画によると、来年度の医学部入学定員は国立大4843人(今年度比50人増)、公立大817人(同5人増)、私立大3263人(同22人増)で、全体で8923人になるとのことです。
 増員を大学別でみると、群馬大と杏林大が各6人とトップで、以下は千葉大、東京医科歯科大、福島県立医科大、埼玉医科大、東京慈恵会医科大(各5人)、鳥取大(4人)などの順。
 国私立大医学部の入学定員は、17日の分科会の答申・回答を経て、正式に認可されるとのことです。

 医学部定員が増えて、多くの埼玉県の高校生・受験生たちが合格できることを祈ります。そして、医師になって埼玉の医師不足を少しでも解決して欲しいと思います。

 がんばれ!受験生!

医師をめざしている高校生へ

こん○○は。担当Kです。


ブログを始めますと宣言してから、かなりの期間が経ってしまいました。反省・・・。
ただ、何もしていなかったというわけではございません。
医師をめざす高校生・受験生のため、役にたてられることはないかと考えました。


医学部受験の面接のときに、時事ニュースについて、聞かれることが多くあります。

学校の先生に、新聞を読むように言われている方もいるのではないでしょうか。

でも、なかなか毎日新聞を読むことができないョ・・・と思っている方もいるかと思います。


そこで、私たち医療者側が、これは重要だ!と考えているニュースをブログで発信していけば考えました。

このブログを読んでくれた高校生・受験生のみんなが、医学部受験の時に、役に立ってもらえるよう、そして医学部に合格できるよう、できるだけ毎日更新していきたいと思います。

また、一日医師体験などの様子もご紹介していきます。

今後とも、よろしくお願いします。

2010年9月10日金曜日

今日からブログ始めます

こんにちは。医療生協さいたまで医師をめざす高校生を応援隊長の担当Kです。

これから、医療生協さいたまで行っている一日医師体験などの催しの様子を紹介していきますので、お楽しみに!